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2010/12/11
06:01
音楽がすき

僕は音楽が好きです。
いつからかはわかりませんが、おそらく子供の時からだと思います。

そんな僕のクロニクル。


母親曰く、2歳の時から歌をよく歌っていたそうで。
一人で家で遊ぶことが多かった幼少は、カセットデッキにカセット突っ込んで伸びちゃうまで聴いて居間の端から端まで駆け回っていた記憶がある。特に意味はないが、ただ楽しかった。
僕が子供のころはまだ、音楽配信なんか当然無かったし、iPodもなかった。田舎だから、パソコンの普及だって遅かった。
レンタルだって、全然無かったし、バカ売れしたCD以外はちゃんと取り寄せないと買えなかった。

そんなに恵まれた環境では無かったのだけれど、母親が好きな浜田省吾さんとかビリー・ジョエルとかスピッツとかがいつも車の中で流れてて、それを聴きながら生活していた。
小学生になったら、フルートを始めた。音楽、運動とかよりもずっと好きだった。
あとは、THE BEATLES好きだった小学生のときの担任の先生がよくGuitarとか弾いてて単純に「格好良い」とか思ったな。(この先生は理科が専攻だったからよく放課後に理科室でこっそりおもしろ実験とかアルコールランプの正しい使い方とか教えてくれたのです)

中学に入って吹奏楽やってた。
フルートやりたかったけど、やりたい子がたくさんいて、僕はオーボエをやっていた。
でも、ここからは人生の暗黒期である。
クラスでイジメられ、部活では先輩にイジメられ、何だか練習に身が入んなくなった。それで、思うように演奏できなかったりで音楽が嫌いな時期になった。


でもね、今思うと結局表現の幅が狭かったからなんだろうな。
もっと自由に、好きなようにやっていいんだよって言われていたら、楽しめてたのかもしれない。
部活、とか、先輩後輩とか、パートとかイメージの共有とか、ピッチとか、コンクールで入賞とか、いろんなことでがんじがらめだった。
部活をやめようにも、変わりの部員がおらず、僕はなんとか引退までは持ちこたえる。
引退してから、勉強なんか好きじゃない子供だったけど、なぜかそれなりに出来てしまい、表では聞き分けのいい子を演じていたので推薦で高校が決まった。

受験勉強から少しだけ解放された僕の救いは、文学と深夜ラジオだった。
村上春樹とかポルノグラフィティの新藤晴一さんの書く詞が好きでよくオールナイトとか聴いてた。
毎日本を読んで、おこずかいがなくなったら父の仕事関係の岩波ブックレットをひたすら漁った。戦争とか虐殺とかそういうものを良くよんでいたように思う。母が原爆特集のアサヒグラフとか持ってて、その生々しい写真を見て僕はちょっと医療に興味を持ったのかもしれない。今思えば。

ふと「助けてあげたいなあ」って思ったのです。

半分は母のマインドコントロールで、助産師をめざすことになる。そういや、そのマインドコントロールで書いた「私の夢」みたいな作文で小学生の時に町のなんかで入選したんだっけ。
そのおかげか、助産師はいやだったのでならなかったが看護師になった。
看護学校時代もいろいろあった。高校入ってから、インディーズとかが流行りはじめた。
でも、なんか音楽は好きでなかった。幼なじみのことで余計に嫌にもなった。

そんなとき、出会った。
ELLEGARDENと細美武士に。

衝撃だった。
そのへんのこととかは、かなり何度も書いてるから割愛してしまうけど、僕はその時やっぱり音楽が好きだと気がついた。
細美武士という人間にもちょっと、興味がわいた。
何て言うか、彼は普通に悩んだり間違えたり格好悪いところもダメなところもさらけ出していた。音楽を作るということに関してはとてもストイックだと思う。
でも、ライブのときは笑う。
本当に幸せそうに。

その時思った。
同じ 人間 なんだなあと。
それがなんだか嬉しくもあったのです。


音楽がなかったら、きっと僕は今の僕ではなかったなあ。

音楽、好きで、いろいろなライブに行って、CDを買って、たくさん元気を貰って。
音楽を媒介にいろんなお友達が出来て、幸せだと思う。

本当にありがとう。と思います。
ずっとずっと、みんな大好きです。
だから、願いたいと思います。
自分の手で幸せにしてあげれたらいいけど(そんなに僕の器は大きくないし、そういうの下手みたいだから)そうもいかないので、心の中で幸せを祈るのです。

出会ったすべての人に、今日も幸せな何かがおきますように。

心の中で、強く願うことは無駄じゃないって子供の時、誰かが言ってた。
僕も、今そう思ってる。

だから、きっとこの先も、願うことはは変わらないと思うのです。
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